長谷川 顕

Akira Hasegawa
















香川県出身。国立音楽大学卒業。二期会合唱団に15年間在籍し、年間40本に及ぶオペラ公演、多数の演奏会に出演。内外の著名な指揮者、演出家、ソリストに接することで、舞台の表裏共に貴重な経験を積み重ねた。1996年 二期会公演「ワルキューレ」のフンディングに抜擢され一躍脚光を浴び、豊麗な美声に加え圧倒的な存在感で喝采を浴びた。その後数多くのオペラに出演。二期 会・ハノーファー歌劇場共同制作「さまよえるオランダ人」ダーラント、新国立劇場「フィデリオ」ロッコ、佐渡裕プロデュースオペラ「魔笛」ザラストロ、二 期会「ワルキューレ」フンディング、新国立劇場「リゴレット」スパラフチーレなど活躍が続いている。特筆すべきは新国立劇場「ニーベルングの指環」に於い て、「ラインの黄金」から「神々の黄昏」まで全4作通じて連続出演を果たしており、今や我が国に於けるワーグナー上演に際しては、欠くことのできない存在である。また、宗教音楽のソリストとしても、主要オーケストラに客演し好評を博すなど、貴重な実力派バスとして常に注目を集めている。

二期会会員